わたしの寝言

文字屑だらけ

Hunter of Dune

これはHunter of Duneを読んだメモのようなもの。
ものすごくネタバレ。しかも間違いもあるはず。読まないことを強くおすすめ


Hunter Of DuneはChapterhouseのつづき
章は、ダンカンたちが奪った船がChapterhouseを発ってから何年目というタイトルで書かれている。

大きく分けて、イサカ、マーベラの話を中心として、オナードメイトレやギルド、ナビゲーターの暗躍のほか、トライラックスの生き残りなども重要

イサカ

まず、イサカでは、ダンカンだけが見えるネットを、ナビゲーターなしのワープを繰り返して逃げている。シスターたちの中にはそんなネットが本当に存在するのか疑うものもいる。

サイテイルは、自分の寿命がくる前に自分のゴーラを作らなくてはならない。そのためにはタンクが必要であり、シスターというかシーアナと取引きをする。自分の体内にナルエントロピーカプセルに隠していた、ポウルやジェシカやレトIIやあの時代からいままでの彼らの細胞から、ゴーラを作らせるから、アルクトゥールスタンクを作り、自分のゴーラも作らせてくれという・・・取引きはシーアナのイニシアチブをとられてしまうのだが。

アルクトゥールスタンクが、何から作られているかが明らかになる。トライラックスで、女性がひとりも見られないのはなぜか? アルクトゥールスタンクは、女性の子宮から作られる。というか、人間を子宮だけのような存在にしたものらしい。
シスターたちは、ボランティアでタンクになる者を選ぶ。
ラビの娘は野生の教母になったわけだけど、彼女はタンクになることを志願する。

ポウルがはじめてのゴーラになる。それから、チャニ、ジェシカ、レト、レト二世、ハワト、スティルガー、リエトカインズ、ユエ。なんだか幽霊船みたい。


フューターは凶暴だが、シーアナは彼らに近づき、親しくなってゆく。フューターが恐れるハンドラーとは何者なのか?
ネットから逃れるため、人間のいそうな星に近づくと、そこが実はハンドラーたちの星だった。
最初は親しそうに対応したハンドラーだが、やがてその本性をあらわす。彼らはフェイスダンサーだった。
ハワトなど若者たちの力もあって、かろうじて逃げ出すことができる。

マーベラ

マーベラは、ベネゲセリットとオナードメイトレのふたつをあわせることで、どちらよりも強力な存在となる。
それで、オナードメイトレの一番強いやつを倒して、ふたつの勢力の融合をはかる。

最初は対立していたが、やがて融合してゆく。彼女達はNew Sisterhoodだったかな。

マーベラはふたりの女の子を産んでいたけれど、ひとりはゴムバジャールで死んでしまう。
もう一人は生きて、マーベラの片腕になる。

ライラック

オナードメイトレがトライラックスの星を破壊したとき、生き残ったひとりの男を使って、ハルコンネンのゴーラを作らせようとする。古代から伝わる、エイリアがハルコンネン男爵を刺したといわれるクリスナイフから、細胞をとりだしたのだったかな。
ハルコンネンのゴーラと、ポウルのゴーラが作られる。ポウルのゴーラは、パオロ(祖父の名前かな)と呼ばれるようになる。
ハルコンネンによって、パオロは教育され、悪徳に満ちた存在になってゆく。らしい

このあとしばらくして、オナードメイトレがマーベラによって殺され、とらいらっくすの男は、ギルドによってやとわれる。

ライラックスの技術によって、メランジの複製も作られるようになる。これによって、ベネゲセリットの影響力は弱くなっていくようだ。

思考機械

ネットをはっていた老人と老婆は、実は、ブトレリアンジハドから人類の破壊を計画し着々と実行し続けてきたオムニウスの手下とでもいうのか、エメネウスとエバーグリーンだったかな。そういうものたちだということがわかる。
しかも、フェイスダンサーは彼らの手下だ。

大離散から帰ってきたフェイスダンサーたちは、古いタイプのものより見分けにくく、思考機械の手下になっていたらしい。


クイサッツ・ハデラッハを手にしたものがこの戦いに勝利するのだということで、イサカをつかまえようとしてるのだけど、クイサッツ・ハデラッハはだれなのか?
ダンカン? テグ? それともゴーラ??